2017年3月30日木曜日

Woodstock

こんにちは、横プーです。今回は、思い出も含めて映画「Woodstock」にしました。
明確ではありませんが、横プーは何かの忖度を得て、映画Woodstockの試写会のチケットを手に入れました。1970年、会場は大手町のサンケイホールだったと記憶してます。
会場入ったところでは、床に座ったまま名も知れぬ若者3人がCSNのコピーを演奏してました。来場者にはミュージシャン、芸能人が多く、内田裕也、加藤和彦等を覚えています。
コンサートは、30組以上のフォーク、Rockのアーティストの参加を得て1969年8月15日(金)から17日(日)までの3日間、約40万人の観客を集めてアメリカのニューヨーク州サリバン郡ベセル、ウッドストックで行われ、最終的に無料コンサートとなってしまったようです。(コントロール不可)
ウッドストック・フェスティバルは、カウンター・カルチャーを集大成した、1960年代のヒューマンビーインと呼ばれる人間性回復のための集会でもあり、音楽イベントとしてのみならず、ヒッピー時代の頂点を示す象徴と捉えられている。(2名死亡、2名出産もありキレイごとだけではなかった)

      当時の風景             最終日の風景











ここから、音楽の話に切り替えたい。
 ディスク:1
  1. I Had A Dream (John B. Sebastian)
  2. Going Up The Country (Canned Heat)
  3. Stage Announcements
  4. Freedom (Richie Havens)
  5. Rock & Soul Music (Country Joe & The Fish)
  6. Coming Into Los Angeles (Arlo Guthrie)
  7. At The Hop (Sha-Na-Na)
  8. The 'Fish' Cheer/I-Feel-Like-I'm-Fixin'- To-Die Rag (Country Joe McDonald)
  9. Drug Store Truck Drivin' Man (Joan Baez featuring Jeffrey Shurtleff) Joe Hill (Joan Baez)
  10. Stage Announcements
  11. Suite: Judy Blue Eyes (Crosby, Stills & Nash)
  12. Sea Of Madness (Crosby, Stills, Nash & Young)
  13. Wooden Ships (Crosby, Stills, Nash & Young)
  14. We're Not Gonna Take It (from Tommy) (The Who)
  15. Stage Announcements
  16. With A Little Help From My Friends (Joe Cocker)
  17. Rainstorm, Crowd Sounds, Announcements & General Hysteria

ディスク:2 
  1. Crowd Rain Chant
  2. Soul Sacrifice (Santana)
  3. Stage Announcements
  4. I'm Going Home (Ten Years After)
  5. Volunteers (Jefferson Airplane)
  6. Max Yasgur Medley: Dance To The Music/Music Lover/I Want To Take You
  7. Rainbows All Over Your Blues (John B. Sebastian)
  8. Love March (Butterfield Blues Band)
  9. Star Spangled Banner/Purple Haze & Instrumental Solo (Jimi Hendrix)

特に、映像、演奏ともに印象に残っており、現在も愛聴している楽曲に個人的にハイライトさせてもらった。

本当にかっこよかったThe WHO CDと曲は違いますが御免なさい!!

映像はPurple Hazeだが、この前の Star Spangled Bannerは衝撃的だった!! 


まだ、ラテンロックと言われていたころの若き日のサンタナ!!

後日発売されたものは下記となり、補足の位置づけが強い。

ディスク:1
  1. Jam Back At The House (Jimi Hendrix)
  2. Izabella (Jimi Hendrix)
  3. Get My Heart Back Together (Jimi Hendrix)
  4. Saturday Afternoon/Won't You Try (Jefferson Airplane)
  5. Eskimo Blue Day (Jefferson Airplane)
  6. Everything's Gonna Be Alright (The Butterfield Blues Band)

ディスク:2
  1. Sweet Sir Galahad (Joan Baez)
  2. Guinnevere (Crosby, Stills, Nash & Young)
  3. 4 + 20 (Crosby, Stills, Nash & Young)
  4. Marrakesh Express (Crosby, Stills, Nash & Young)
  5. My Beautiful People (Melanie)
  6. Birthday Of The Sun (Melanie)
  7. Blood Of The Sun (Mountain)
  8. Theme For An Imaginary Western (Mountain)
  9. Woodstock Boogie (Canned Heat)
  10. Let The Sunshine In (Audience

  11. During Sunday Rainstorm)


個々のアーティストは、また後日取り上げるつもりです。

横プーでした。








2017年3月29日水曜日

B.B.KING

こんにちは、横プーです。今回も唐突にB.B.KING、1925年にミシシッピーに生を受け、2015年5月14日89歳で他界した。名前から若い時代「Blues Boy」が略されて、B.B.KINGとなったという。1949年のレコードデビュー以来、2008年までアルバムを出し続けギターも80年代、90年代と熟練度が増していった。
横プーは、まだBluesの良さが判っていない1971年に日劇ロックカーニバル#2でLIVEを体験した身である。(第一回は1970年12月のジョンメイオール)前座は成毛滋、モップス等5組位出演していたと思う。
正直、B.B.KINGに関しては、「Thrill is Gone」という曲がヒットした程度の知識しかなく、現在その時の「Live in JAPAN」のCDを聴くと、なんでこんな心揺さぶる音楽を味わえなかったのかと・・・若かった・・・

本日は、ライヴ・イン・クック・カウンティ・ジェイル Limited Edition 


1.Introduction 1:51 
2.Every Day I Have The Blues 1:42 
3.How Blue Can You Get? 5:12 
4.Worry, Worry, Worry 9:52 
5.Medley: 3 O'Clock Blues/Darlin' You    Know I Love You 6:18 
6.Sweet Sixteen 4:21 
7.The Thrill Is Gone 6:18 
8.Please Accept My Love 3:07 




「Live At Regal」が最高というファンも多いが、上記版は1970年にシカゴのクック郡刑務所の慰問Liveで横プーはその状況(刑務所の余計なMCはマイナスだが・・)とジャケット含め、これが一番である。適度な緊張感に滑らかなボーカルが絡み、ギターも良く鳴っている。

本日の動画は、映と音でEric Clapton - BB King -Crossroads 2010 - Live 


Eric Claptonもまた別途取り上げますので、今後ともよろしくお願いいたします。

横プーでした。








2017年3月28日火曜日

Lewis Furey

1949年、カナダ・モントリオール生まれ。15歳でNYのジュリアード音楽院に入学したが2年で中退。74年、レナード・コーエン『愛の哀しみ』にヴィオラで参加。75年、『ルイス・フューレイ』でデビュー。タンゴやワルツなどを取り入れた頽廃的な音楽性と過激な歌詞でカルト的な人気を得る。3枚のアルバムを発表したのち、妻キャロル・ロールのプロデュースや映画音楽などの活動に専念。2008年、突如モントリオール・ジャズ・フェスティヴァルに出演し自作自演活動を再開。2009年3月、初来日公演を果たした。
CDジャーナルより引用

 イス・フューレイ Limited Edition



1.Hustler's Tango 2:42
2.Last Night 3:06
3.The Waltz 2:23
4.Cleanup Time 2:35
5.Louise 3:39
6.Kinda Shy 2:46
7.Lewis Is Crazy 2:59
8.Closing the Door 4:10
9.Caught You 2:26
10.Love Comes 3:27


上記アルバム含め発表されたのは、3枚のみである。
印象は、アメリカ臭は全くなくフランスのデカダンス、退廃的なRockにタンゴのタッチや女性のバックボーカルを塗すカルトシンガーである。
横プーの記憶では、加藤和彦がラジオの番組で3回ほど1.Hustler's Tangoを紹介していたことである。好きなタッチだったので、LPを購入した。(Disc Unionに売却済み)
現在、新品のCDは入手が難しいと思われる。(曲データは購入可能)
Hustler's Tangoの歌詞は?
「HUSTLER'S TANGO(男娼のタンゴ)」

 オレをレイプしたいって?
 それには金を払わなきゃね
 準備はいいさ
 あんたは天使とからむんだ

 取引したいのかい?
 オレの友達よ 兄弟よ 恋人よ
 オレと一緒に汗をかくんだろう?

 さあ、決心しちまいなよ、こっちへ来るんだ
 オレの魔方陣の中へ、さあ!

 欲しいものを手に入れるには
 取引しなくちゃ
 オレが欲しいなら
 取引しなくちゃね                              (訳 TAO)
1975年のアルバムなので、ルーリードもこの線の曲は歌っていた。
驚愕に値するのは、2008年、2009年と活動再開したことだ。

ご覧のように、じいさんになっても、ほぼ変わらず・・・。
彼の奥様のCarole Laureのパフォーマンスもなかなか良い。

それでは、また横プーでした。

2017年3月27日月曜日

Keith Jarrett solo 絶頂期


こんにちは、横浜プーです。今回は、たまに無性に聴きたくなるKeith JarrettのSoloの絶頂期を見直してみたい。
多作な彼は、Soloだけで下記の作品を残している。

Restoration Ruin (1968, Vortex)
Facing You (1971, ECM)
Solo Concerts:Bremen and Lausanne (1973, ECM, ライブ)
The Köln Concert (ケルン・コンサート)(1975, ECM, ライブ)
Staircase (1976, ECM)
Sun Bear Concerts (サン・ベア・コンサート)(1976, ECM, ライブ) 6枚組
Hymns/Spheres (1976, ECM, ライブ、オルガン・ソロ, 2013年リイシュー)
Invocations/The Moth And The Flame (1979/1980, ECM)
Concerts:Bregenz and München (1981, ECM, ライブ)
Book of Ways (1986, ECM)
Spirits 1 & 2 (1985, ECM)
Dark Intervals (1988, ECM, ライブ)
Paris Concert (1988, ECM, ライブ)
Vienna Concert (1991, ECM, ライブ)
La Scala (1995, ECM, ライブ)
The Melody At Night, With You (1998, ECM)
Radiance (2002, ECM, ライブ)
The Carnegie Hall Concert (2005, ECM, ライブ)
Testament (2008, ECM, ライブ)
Rio (2011, ECM, ライブ)

最近の発売で、
Keith Zarrett・・・SOLO Performance NEW YORK'75
Keith Zarrett・・・A MULTITUDE OF ANGELS(96年末からの休養直前、イタリアで行わ
         れたソロ・コンサートCD4枚組)
上記ハイライトさせてもらったのが、Solo絶頂期の横プー的、名盤である。
Facing Youに関しては、予めジャックデジョネットと作曲したもののレコーディングであったが、別の3タイトルは、プログラムの一切無い完全即興(Total Improvisation)によるピアノ・ソロ・コンサートである。彼は、1996年イタリアでの演奏旅行中、慢性疲労症候群という極度の疲労に襲われる病のため1998年の自宅録音されたThe Melody At Night, With Youまで自宅療養している。
そもそも、Keith Zarrettはジャズピアニストなどと単純に言えないところが、また魅力であり73年のBremen and Lausanneからフォークロックの影響やクラッシック、現代音楽というカテゴライズされない空間にて彼とピアノがその時だけ作りえたものと信じている。The Köln Concert (ケルン・コンサート)は一般的に最高傑作と言われている。その時の演奏を楽譜に起こし、Keithに再演依頼した者がいたらしいが、彼は一笑に付したという。

そうした中でも、日本との繋がり、当時LP10枚組で発売されたSun Bear Concerts (サン・ベア・コンサート)(1976, ECM, ライブ) 6枚組はボリュームも圧倒的だが、ECMのマンフレート・アイヒャーが京都、大阪、名古屋、東京、札幌で公演(東京のみ2回)全部良いからアンコール含め全部出そうとのことから世に出たようだ。
その中でも、横プーが好きなのは圧倒的に札幌、次に京都での演奏である。
毎回、演奏する都市や彼の心情も異なり、同じものが一つとしてない中、どうしても都市イメージからのインパクトを考えてしまう。札幌会場に向かうときには、雪が舞っていたそうな・・・


失礼しました。動画過去分も貼りなおしました・・反省してます・・・


また、Milesとともに別途取り上げさせていただきます。
横プーでした。








2017年3月25日土曜日

LOADED(45ANNIVERSARY EDITION)


おはようございます。横プーです。少し更新が遅れた言い訳としては、21日にいつかは、やらねばと思っていた「パンドラの箱」を開けてしまったことにあります。
「パンドラの箱」:外付けHD、5TBの中身の散らばった音楽データをいつかアルバム単位に直さねばと思いながら放置してあった、メインボックスです。前に取り合えずバックアップを取らないとRISKが高すぎると思い、同じタイプの5TBのHDへのコピーを行った時から、想定コピー時間49Hみて気を失いかけましたが実行しました。
今回は、バラバラに散った曲fileを少しでもアルバムの塊にしてMedia GOにコピペをひたすら繰り返すというものでした。本来はJriverMediaへ移行したかったのですが、知識不足で慣れた方へ流れました。2日かかり、Media GOの重複整理はまた後日ということにして、プロファイルをみてみたら、51,484file、3.93TBでした。結果判ったのは、死ぬまでに全部は聴けないということでした。
そんな、単純作業しながら、今回のアルバムを聴いて再評価しました。

ローデッド(45th アニヴァーサリー・エディション) Original recording remastered
ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

1. フー・ラヴズ・ザ・サン
 2. スウィート・ジェーン (フル・レングス・ヴァージョン)
 3. ロックン・ロール (フル・レングス・ヴァージョン)
 4. クール・イット・ダウン
 5. ニュー・エイジ
 6. ヘッド・ヘルド・ハイ
 7. ロンサム・カウボーイ・ビル
 8. アイ・ファウンド・ア・リーズン
 9. トレイン・ラウンド・ザ・ベンド
 10. オー・スウィート・ナッシン
 11. アイム・スティッキング・ウィズ・ユー (SESSION OUTTAKES)
 12. オーシャン (SESSION OUTTAKES)
 13. アイ・ラヴ・ユー (SESSION OUTTAKES)
 14. ライド・イントゥ・ザ・サン (SESSION OUTTAKES)

メンバーの変遷もありながら、彼らの4枚目のアルバムを2015年にRemasterしたものです。
1.のWho Loves The Sunを聴くと、まるでハーマンズハーミッツのような爽やかな音楽が流れますが、このVocalは前作(3枚目)から加わったダグ・ユールによるものです。
でもご安心ください、元気に弾け声も裏返ってのルーリードも健在です。
音質が向上して、ダグ・ユールのPOPSのような曲とリードのRock'n Rollが混在していても不思議と違和感はありません。
ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドは現在もBootだったものを公式版として発表してますが、質の良いものとは出会ったことがありません。



それでは、また、横プーでした。

2017年3月21日火曜日

June 1st 1974 CD

本当は、今回Brian Enoを取り上げようと思ったのですが、ロキシーミュージックから
AMBIENTまで活動歴、ソロ作品数、コラボ作、プロデュース作とあまりにも広く多いので、今後小分けにして紹介していきます。
Enoの小ネタとしては、MicrosoftからWin95の立ち上げ時の音楽を依頼され採用されたといったこと、その後VISTAではRobert Frippが担当したそうですが、こちらは音そのものが浮かんできません。
話がそれて、すみません。そこで、昔アナログレコード全てをDisc Unionに売却した後、どうしてもCDで出して欲しかった「June 1st 1974」に触れたいと思います。

邦題は「悪魔の申し子たち~その歴史的集会より
大げさなようですが、曲達と結構合っていると思います。
1. ドライヴィング・ミー・バックワーズ
          Eno
 2. ベイビーズ・オン・ファイアー
          Eno
 3. ハートブレイク・ホテル
                             John Cale
 4. ジ・エンド
                              ニコ
 5. メイ・アイ?
          Kevin Ayers
 6. シャウティング・イン・ア・バケット・ブルース
                               Kevin Ayers                  
 7. ストレンジャー・イン・ブルー・スエード・シューズ                 Kevin Ayers

 8. エヴリボディズ・サムタイム・アンド・サム・ピープルズ・オール・ザ・タイム・ブルース                                                                                      Kevin Ayers

 9. トゥー・ゴーズ・イントゥ・フォー                                        Kevin Ayers

1.のEnoのボーカルは悪魔の集会の始まりの雄たけびにピッタリ!!
これから、生贄の登場を予感させる
3.John CaleのHeartbreak Hotelのアレンジからしてダークな歌いっぷりは原曲を想起させない
4.そして暗いオルガンのみでNicoが呪文のように歌うDoorsの「The End」
その後、Kevin Ayersが5曲繋がって終末を迎えるが、彼のパートも一聴すると1~4までより通常のRockのコード進行に思えるがボーカル含めて十分不気味である。

基本的に、横プーの好きな人たちが集まって独自性を前に押し出して演奏しているので嫌いなわけなく大好きである。

個々の、アーティストはまた別の日に・・・
横プーでした!!


2017年3月20日月曜日

Chuck Berry

本当の意味でのRockの先駆者であり、後塵のBeatlesやStones等多くのミュージシャンに多大なる影響を与えた、ギタリスト、作詞家、表現者であった。

<収録曲>
1. メイベリーン
2. 30デイズ
3. ユー・キャント・キャッチ・ミー
4. トゥー・マッチ・モンキー・ビジネス
5. ブラウン・アイド・ハンサム・マン
6. ロール・オーヴァー・ベートーベン
7. ハヴァナ・ムーン
8. スクール・デイズ
9. ロックン・ロール・ミュージック
10. オー・ベイビー・ドール
11. リーリン・アンド・ロッキン
12. スウィート・リトル・シックスティーン
                                                                                                                         13. ジョニー・B.グッド    14. アラウンド・アンド・アラウンド 15. キャロル  16. ビューティフル・デライラ 17. メンフィス  18. スウィート・リトル・ロックンローラー  19. リトル・クイーニー 20. オールモスト・グロウン  21. バック・イン・ザ・USA    22. レット・イット・ロック    23. バイ・バイ・ジョニー    24. アイム・トーキング・アバウト・ユー  25. カム・オン    26. ネイディーン    27. ノー・パティキュラー・プレイス・トゥ・ゴー   28. アイ・ウォント・トゥ・ビー・ユア・ドライヴァー

1984年にリリースされた 上記の「BEST OF CHUCK BERRY」には28曲が網羅されている。1.メイベリーンはRock初のヒット曲といわれ、9. ロックン・ロール・ミュージック、
6. ロール・オーヴァー・ベートーベンはハンブルグ時代のBeatlesが数多く演奏していたので彼らのオリジナルと勘違いしていたファンの少なからず存在したと思う。
ミュージシャンのジャンル範囲もリズム&ブルーズ、Rock、カントリー、ゴスペルと幅広く正に定番のオンパレードだ。Stonesなどアンコールで彼のレパートリーを愛をこめて取り上げることが多かった。
映画の「Back To The Future」で主人公が過去に行き、Chuckの曲を演奏し当時の若者の度肝を抜くシーンも有名だ。

今年38年ぶりのオリジナルアルバムの発表が決まっていたという・・・合掌

2017年3月19日日曜日

VAN DER GRAAF GENERATOR

横プーがHammillやVDGGを知ったのは、青春時代(主に大学時代)バイトしていた古き良き自由が丘のコーヒー専門店ウィンザーで、私より若い(プーが採用した)土屋君からの聞き取りでした。
それまでは、プログレの表面のELP、CRIMSON、GENESIS、Floyd等を聴いていたプーには全く知らない世界を教えてもらいました。
でも、まさか1967年にPeter Hammill(vocal/acoustic guiter)、Chris Judge Smith(drums/vocal/percussion)、Nick peame(organ)の3人で「Sunshine」「Firebrand」のレコーディングを行ったグループが、その後Hugh Banton(organ)やKeith Ellis(bass guiter)、Guy Evans(drums/percussion)らの加入脱退を繰り返しながらも、まだ現役で活動していることが驚異である。
1967年結成当時は、Hammillが歌詞を尊重したい旨からアコギしか引いてなかったらしいが、Live等ではRobert Frippがエレキギターを弾いている。FrippはHammillのソロアルバムにも何回か参加している。

そして、2016年に発売された新譜は「DO NOT DISTURB」

[以下AMAZONより引用]
強固な精神と世界観を反映した尖鋭的な音楽性で、今だ全世界のプログレッシヴ・ロックファンから人気の高い奇才ピーター・ハミル(vo/g/p)率いる“英国プログレッシヴ・ロック 裏の帝王":ヴァン・ダ・-グラーフ・ジェネレイター、最新スタジオ作。
11年作『違心伝新~ア・グラウンディング・イン・ナンバーズ』以来5年ぶりとなる、“これまでで、最も技術的に高い演奏を求められた楽曲を含む"とメンバーが語る、バンドがその完成度/内容共にその自信を語った1作。
70年代中~後期諸作に通じるエネルギーと寂寥感が交錯する内容は、まさに前述のバンドのコメントを裏付けるもので、トリオとは思えない強靭なパワーを放つアンサンブル、衰えを知らぬ強烈かつ深みのあるピーター・ハミルの歌唱/パフォーマンス等、5年のブランクを感じさせない、まさに“英国プログレッシヴ・ロック 裏の帝王"の名にふさわしい会心作です!!

あまり、他の説明に同調しない横プーだが上記のAMAZON評は誇張もなく、このdiscに合っていると思う。

古い彼らのLiveだが、雰囲気十分!!「Darkness」





加えてLive定番「Killer」・・こちらは2005年のものなので映もキレイです!!





VGGRに関しては、まだまだ書ききれないので、またの機会に・・横プーでした。

2017年3月18日土曜日

Riverside

だから、ギャグあるTVは面白い!!!!

話は本題の前回、グループ名だけ触れた「Riverside」の1993年発表の1枚目を聴いてみましょう。

Out of Myself                               

1.The Same River 12:01
2.Out of Myself 3:43
3.I Believe 4:14
4.Reality Dream 6:15
5.Loose Heart 4:50
6.Reality Dream II 4:45
7.In Two Minds 4:38
8.Curtain Falls 7:59
9.OK 4:46

東欧のポーランドが生んだ、暗鬱、ジメジメプログレバンドのデビュー作。
Dream Theaterの前座などやっていたらしい。
DHはプログレハードと呼ばれているので、もう少し霧のようなシンセの抒情性が欲しい人にはお勧めだ。
昨年発表された、「Eye of the Soundscape」は2枚組、既存曲含むオールインストなので
やはり「OUT OF MYSELF」を聴いてからのが無難だろう。
因にLIVEだと・・・



やさ男をイメージしてると若干違うが、演奏は繊細です!!

2017年3月17日金曜日

Steven Wilson

中心人物として活動しているPorcupinetreeは90年代初頭から多くの作品を輩出し、アルバムごとに少しづつ変化しているが、Steven Wilson主導であることに変わりはない。

まずは、御大の最近の作品

TRANSIENCE



1.Transience [Single Version]3:13

2.Harmony Korine (2015 Remaster)5:10

3. Postcard4:29

4.Significant Other (2015 Remaster)4:31

5.Insurgentes (2015 Remaster)

3:54

6.The Pin Drop5:02

7.Happy Returns [Edit]5:13

8.Deform to Form a Star [Edit]5:55

9.Happiness Iii4:34
10.Thank You4:41 
  11.Index4:47
  12.Hand Cannot Erase4:15
  13.Lazarus (2015)3:59
  14.Drive Home7:40
曲数も多く、最初に聴くのもお勧めです。

次は、ジャケットが横プー好みのPorcupinetree1996年の第4作

Signify

内容は、ジャケットと違い至極まともです。
古い作品なので手に入りにくい場合は、ツタヤディスカスにあります。










Steven Wilsonは非常に活動的で、Riversideというポーランドのプログレバンドのプロデュースも過去から行っており、元々、音屋的な感性からKing Crimsonのアルバムの5.1chDVDオーディオの制作をしてみたり、最近ではJethro Tullのデビュー盤のリマスターなど手掛けている。

いずれにしても、お腹も減ってきたのでまた続けます。
失礼します・・・横プー

2017年3月16日木曜日

ハイレゾ入門お勧めFILE

今日から、ハイレゾ音楽関連のハード、ソフトに触れていこうと思います。
横プーが、ヘッドフォンアンプとPCを繋ぎ、視聴し感動して購入した3タイトルを上げます。

COVER 70’s 柴田 淳



1.異邦人
2.みずいろの雨
3.迷い道
4.あなた
5.木綿のハンカチーフ
6.飛んでイスタンブール
7.青春の影
8.秋桜
9.東京
10.スカイレストラン
11.22才の別れ
12.Mr.サマータイム


1.のCDとは違う音の立ち上がり、2.の高域の突き抜け感、6.のイントロギターからの音の粒立ち、それに個人的には、青春の思い出も重なる本当のHiFiの11.を特に聴いてほしい。
柴田自身も多くのオリジナルアルバムをCDにて発表しているが、皮肉にもこのHiRezoFileを超えるものは無い。
加えてカバーアート(ジャケ写)の切なげな表情が秀逸である。




ALIVE 上原ひろみ


 1. ALIVE

  2. ワンダラー

  3. ドリーマー

  4. シーカー

  5. プレイヤー

  6. ウォーリアー

  7. ファイヤーフライ

  8. スピリット

  9. ライフ・ゴーズ・オン





2014年のアルバムであり、この後「SPARK」も発表されているが、横プー個人の思い出として2014年の暮に東京国際フォーラムでのLiveを体験したことから選定した。
ドラム、ベースとも外人のトリオザプロジェクトとして全世界を回っている。
昔、CSのスペースシャワーの夏フェスでTVで見たのが初体験でした。
これぞ、コンテンポラリー、本人の好きなアーティストにFRANK ZAPPAがいることから
横プー好きは決定的なものとなった。
是非、HiRezoで聞いてほしい。



Because the Night Ryu Hiho


1. アイム・ノット・イン・ラヴ

 2. ビコーズ・ザ・ナイト

 3. アフリカ

 4. バチュカーダ

 5. スライス・オブ・ラヴ

 6. トゥルー・カラーズ

 7. おいしい水

 8. 第三の男

 9. 約束の橋

 10. サイレンス・オブ・マイ・ハート

 11. ベイビー・ブルー

 12. この素晴らしき世界


この1.や2.をHeadphoneでHirezoにて過去何人かに聴いていただきました。
もー言葉にならないトロトロ感、たまりません!!(男性の共通感想・・・)
彼女も次のAlbum「Call Me」がダウンロード販売されているが如何せん価格が高い。
Sonyのダウンロードサイトも、もう少しフレキシブルな運用を望みたい。
*.既購入者へのバーゲン情報のメール等

それでは、これもとろける新譜「Call me」より





それでは、本日はこの辺にして、またお会いしましょう。

横浜プー





2017年3月15日水曜日

PETER HAMMILLE

音楽全般が好きな私は、実は濃いプログレファンでもあります。
技術と根性さえあれば、「プログレの深い闇に侵入せよ!!」などの独立したサイトも持ちたいくらいです。
本日は、昨年、代官山のコンサートも行って変わりのないことを確認してきた40年以上決してメジャーではなく、プログレ「闇の帝王」として活動し続けるPETER HAMMILLです。http://amzn.to/2noFEVt

ザ・サイレント・コーナー・アンド・ジ・エンプティ・ステージ 


1. モダーン                                               

 2. ウィルヘルミナ

 3. ザ・ライ

 4. フォーセイクン・ガーデンズ

 5. レッド・シフト

 6. ルビコン

 7. ア・ラウス・イズ・ノット・ア・ホーム

 8. ザ・ライ(ライヴ) (Bonus tracks)

 9. ルビコン(BBC/ジョン・ピール・ショーより) (Bonus tracks)

 10. レッド・シフト(BBC/ジョン・ピール・ショーより) (Bonus tracks)

上記は、1974年発表のソロとしての3rdアルバムであり初期の代表作である。誠に申し訳ないが、アマゾン等で視聴してもらえば判る通り、一貫して暗い・・・
ホラー小説の金字塔、貴志祐介氏の「黒い家」の一節に主人公の保険会社社員が身の回りに変異が生じてきた休日の朝、・・こういう気分の時は反って暗いピーターハミルを聴く・・場面がある。
貴志氏は、京都大学時代からのプログレ好きで「悪の経典」でもELPやドリームシアターの名が登場する。
左の写真が現在活動中のHAMMILLであり、私が代官山で見て聴いた彼である。
基本ピアノ弾きながらの歌唱+アコギ ボーカルであるが
驚いたのは声の張りや曲ごとのドラマティックな展開は70年代から全く変わっていなかったことである。


少々古いが彼のオフィシャルHPは、

http://www.bigstream.co.jp/hammill/




彼が中心として活動しているVAN DER GRAAF GENERATOR(VDGG)に関しては、また別の日に・・

2017年3月14日火曜日

世界に誇れるギタリスト松本の真骨頂!!

本日の横プーお勧めDISCは、日本が世界に誇るギタリスト松本孝弘(B'z)が70年代、80年代に影響を受けた曲をオリジナルの構成で再構築したオムニバスだ。
作品としては、2003年作なので決して新しいものではない。
1.はB'z版「勝手にしやがれ」から始まる。

「THE HIT PARADE」

 https://www.amazon.co.jp/HIT-PARADE-TAK-MATSUMOTO/dp/B0000E6YRB/ref=ntt_mus_ep_dpi_10

  1. 勝手にしやがれ
  2. 異邦人
  3. 涙の太陽
  4. その気にさせないで
  5. イミテイション・ゴールド
  6. 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
  7. 雨の街を featuring 松田明子
  8. Paper Doll
  9. .「いちご白書」をもう一度 / featuring 菅崎茜 (original:バンバン)
  10. Foggy Night / featuring 滴草由実
  11. 少女A
  12. ビュン・ビュン
  13. パープルタウン (“You Oughta Know By Now” ~ “パープルタウン”)
  14. 時に愛は
  15. SPINNING TOE-HOLD
  16. 一人 ~I Stand Alone~
  17. 私は風

メジャーな曲中心に見えるが、10.12.16.あたりには松本ならでは拘りもみえる。
基本的に松本のギター中心に再構築した曲が多いが、極端に言えばすべての曲のアルバムでの完成度が非常に高い。テイクを重ねた曲も多いのではないだろうか。
松本流にアレンジされ、Rockテイストが強い中、ボーカルにおいては明らかにオリジナルより歌唱力が上回っている曲も見受けられる。
プーとしては、17.「私は風」で締めているところで☆5である。

2017年3月13日月曜日

「安井かずみがいた時代」

一人でコーヒーを入れた後、2年前に文庫化された島崎今日子著「安井かずみがいた時代」を一気に読んでしまった。


                      集英社文庫

安井和美

1939年横浜に生まれ、中学高校とフェリス女学院で仏語、絵画を学び、東京芸大絵画課 を受験するが(倍率20倍以上)落ち、文化学院へ入る。
ポップスの訳詞の世界から、作詞の世界へ・・・約4,000曲を作詞
時代のアイコンとして最先端のファッションを身に着け、コシノジュンコ、加賀マリコらと溜池近辺の「キャンティ」を中心にロータスエランをかって24時間仕事と遊びに打ち込む。
[主な作品]
・私の城下町 ・経験 ・古い日記 ・危険な二人 ・よろしく哀愁 ・赤い風船
・不思議なピーチパイ(作曲は夫、加藤和彦)・危ない土曜日 ・大丈夫マイフレンド
1994年3月17日 永眠・・・55年の生涯だった

時代


作者の島崎今日子さんが、たまたま私プーと同年の1954年生まれということもあり、出てくる店名やワードに懐かしさが込み上げました。
1960年代の原宿、ビブロス、ムゲン、AnAn Nonno創刊、ナベプロの時代、イブサンローランの日本上陸、ヤング720、BIGI、高田賢三(コシノジュンコと文化学院同級生)

ZUZUという強烈な個性が同類とともにスパークした後、加藤和彦と結婚の後は夫婦第一主義に転換し、「日本一オシャレな夫婦」と言われた。

読んで初めて知ったのは、加藤はこれだけ愛したZUZUが亡くなった一周忌を前に3度目の結婚をしていたことである。相手は、オペラ歌手の中丸三千繪だが5年ほどで離婚。

加藤和彦は2009年10月16日に軽井沢にて自殺・・・享年62歳



2017年3月12日日曜日

深すぎて怖いけど今日はMiles

本日は、深すぎて恐れ多いのですが、私横浜プーが音楽の渦に飲み込まれるきっかけとなった1枚。


MILES DAVIS のBitches Brew



      1. Pharaoh's Dance
   2. Bitches Brew
      3.Spanish Key 
      4.John McLaughlin 
      5. Miles Runs The Voodoo Down
      6. Sanctuary
      7. Feio

演奏メンバー
上記のメンバーを見ても、単なる4beat JAZZではないと判り、個人的にはジャズ+Rockよりも、このあとより傾斜を深めるFunkの影響を強く感じます。
これは、1969年の作品、これ以降アガルタ、サンゲアまでのインタープレイを中心とした混沌の中にキースジャレットもしっかり咬んでます。
MILESは交友関係にサンタナやスライを持ち影響も相互に受けております。
だから、プーもBoot含め「聴かずに死ねるか!!」と思い至りました。
この先、キースとジャックディジョネットは別の美の方向へ向かいます。
キースに関しては、またの機会に・・・

2017年3月11日土曜日

東急電鉄の表現は正しい!!

私、横プーとしては、JRはもちろん枠が余り切っている民放地上波で公共広告機構などで、バンバン流すべきだと思っていた。
何故、炎上・・・
個人の自由? 男性の方が酷い・・全く訴求のポイントが判っていない人々のアホな反応だと思います。

最近、日本が世界一素晴らしいなどと思っている無感覚な人は自然淘汰されるでしょう・・

今回は、個人意見でした。



昨晩の家飲み視聴!!

横浜市のプー講習会を終えて、プー家の夕飯・・・もともと妻とは会話が無いので、最近はハイレゾウォークマンを聴きながら家飲みから軽い夕飯に向かうのが常となっております。

やっぱり、ZAPPA!!

音質も良い1980年の発掘LIVEです。
Disc one
No.TitleLength
1."Chunga’s Revenge"8:34
2."You Are What You Is"4:12
3."Mudd Club"3:02
4."The Meek Shall Inherit Nothing"3:21
5."Cosmik Debris"3:50
6."Keep It Greasy"2:58
7."Tinsel Town Rebellion"4:19
8."Buffalo Drowning Witch"2:44
9."Honey, Don’t You Want a Man Like Me?"4:36
10."Pick Me, I’m Clean"10:15
11."Dead Girls of London"3:02
12."Shall We Take Ourselves Seriously?"1:36
13."City of Tiny Lites"9:58
Disc two
No.TitleLength
1."Easy Meat"9:26
2."Ain’t Got No Heart"2:00
3."The Torture Never Stops"23:36
4."Broken Hearts Are for Assholes"3:39
5."I’m So Cute"1:38
6."Andy"8:14
7."Joe’s Garage"2:12
8."Dancin' Fool"3:36
9."The “Real World” Thematic Extrapolations"8:53
10."Stick It Out"5:36
11."I Don't Wanna Get Drafted"2:48
12."Bobby Brown"2:42
13."Ms Pinky"

Frank Zappa: Lead Guitar & Vocals
Steve Vai: Stunt Guitar & Background Vocals
Ray White: Vocals & Rhythm Guitar
Ike Willis: Vocals & Rhythm Guitar
Tommy Mars: Keyboards & Vocals
Bob Harris: Keyboards,trumpet & High Vocals
Arthur Barrow: Bass & Vocals
Vinnie Colaiuta: Drums,Vocals

ZappaとVaiのギターの官能的な絡みはもちろん、BarrowのベースとDrumsのColaiutaの強靭にうねるリズムは最高です!!

ZAPPAは作品も多い20世紀の天才です。他のアルバムもまた報告いたします。